ポリフェノールとは
2016/12/02
ポリフェノールは(polyphenol)は、たくさん(ポリ)のフェノールという意味で、大抵の植物に含有されています。5,000種類以上もあると言われ、光合成から生じる植物の色素や苦味の成分であり、植物細胞の生成、活性化などの働きを持ちます。主に赤ワインを構成する重要な要素でもあります。
・フラボノイド・・・・フラボノールやフラバノノールからなり、黄色い色素が含まれる。
・アントシアニン・・・・果皮に含まれる赤青黒の色素で、赤ワインは5種類のアントシアニンがある。ワインは年を取ると重合してアントシアニンも安定する。
・フラバン‐3-オール・・・・カテキンやエピカテキン。
・非フラボノイド系ポリフェノール・・・・果実に含まれる安息香酸類や桂皮酸類。
・タンニン・・・・果皮、種、枝に含まれる渋味成分。タンパク質や植物性ポリマーと結合して重合体を形成する。
幾多ものポリフェノールが多種多様な化合物と結合します。健康効果も暫し取り上げられますが、タンパク質と結合しやすいという性質上、体内ではさほど効果がないと聞きました。物議を醸しそうですがそれはさて置き、今回は赤ワインにはなくてはならない、ポリフェノールの種類でした。