ソリュトレの岸壁下から発見されたもの
2016/12/02
ブルゴーニュのマコネ地区にはAOCプイイフュッセと呼ばれている白ワインの銘醸地があります。プイイフュッセの中心にソリュトレ村がありそこには古代から岸壁がそびえ立っています。
この岸壁の下からは沢山の野生の馬の骨が見つかりました。同時に古代人が狩りに使用していた矢じりなどの石器も数多く発見させました。石器時代、馬をこの場所まで追い詰めて、500mの断崖から落とす狩猟を行っていました。シャブリのようなキンメリジャンの石灰が豊富な土壌と、古代の猟場であったその地中に埋まる馬の骨が、ワインに特有の味わいをもたらしているのではないかと言われています。