スロヴェニア料理/カッテージチーズ
2016/11/25
昨日はbar mellowでスロヴェニアワインに合わせて、スロヴェニア料理をお出ししました。日本ではスロヴェニア料理の情報が非常に少ないのでレシピの収集に苦労しました。来週からスロヴェニアに行くので、料理本を買ってこようと思ったぐらいです。主に大使館HPか英語で表記されている、レシピブロガーのHPを参照しました。
JOTA ヨタはザウワークラウトの煮込み料理です。豆、玉ねぎ、ポテトなどが入ります。ザウワークラウトなので酸味のある煮物です。かぶの酢漬け、ケールやビートルートの葉で作ることもあります。
ZGANCI ジュガンツイはそば粉を使用した、スロヴェニア版のそばがきです。19世紀にはクランスカ地方の中心的な料理でした。スロヴェニアでもそばの実が栽培されています。親近感が湧きますね。しかし、日本のヌードルとは異なり、パンやお菓子、おかずにして頂きます。
FRTALJE フルタリエはフレッシュハーブとスパイスがふんだんに入っているオムレツです。プロシュートやソーセージも入れます。今回はベーコンを使いました。barでは一番人気でした。
SOLCAVSKI SIRNEK ソルチャウスキ シルネクはカッテージチーズにクミンと塩が入ったものです。スパイシーです。黒パンにぬったりジャムと一緒に食べたり、コールドミートの付け合わせにも使われます。
COMPE S SKUTO チョムペとカッテージチーズです。茹でた皮付きポテト(=チョムペ)の上に塩で味付けをしたカッテージチーズをオンします。19世紀にはドリナソチェ地方の代表的な料理となりました。シンプルですがワインとも合います。
お料理だけでなく、ギバニツアなどのデザートにもよく使用されるのが、カッテージチーズですね。お店では少量で500円と割高です。簡単なので是非お家で手作りしてみて下さい。
〈材料〉
牛乳 1L
酢 100ml
塩 3g
〈作り方〉
①牛乳を60℃に温め、酢を入れて撹拌させ、冷めるまで待つ。
②分離したら布で濾して200gになるまで絞る。
③塩を混ぜる。
牛乳の温度は低すぎると固まらず、高すぎるとぼそぼそとした食感になります。絞った汁は栄養価の高いホエイなので、捨てずに飲んで下さい。カッテージチーズはパンに塗ってもサラダに入れても何でも使えます。山椒や胡椒を振ってクラッカーにオンしてもOK!白ワインとよく合います。スロヴェニアワインもご一緒にどうぞ。