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スロヴェニア旅行記Ⅱ

      2016/11/24

こんにちは、インポーターの大野みさきでございます。前回に引き続きスロヴェニアの買付け滞在記です。古本屋を10軒回っている際に、たまたまワインショップの前を通ったので、店内を覗いてみました。storijaは3本橋と竜の橋の間にある小さなワインショップです。

 

storija
Trubarjeva 17, Ljubljana, Slovenia
+386 (0)40 69 00 96

 

storijaでは、スロヴェニアの西海岸である、プリモルスカ地方のワインをメインに扱っています。オーナーの趣味で殆どがオーガニックかビオディナミにカテゴライズされる自然派ワインです。今年の6月に以前のワインショップから今の人通りの多いエリアに移転したそうです。私を迎えてくれたのは店員のイレナでした。彼女はアラサーぐらいの年の頃、ブロンズのベリーショートヘアで、深紅のルージュがとてもチャーミングでした。ワインについての膨大な知識もさることながら、何よりもそのパッションに強く引かれました。少しお話しするだけで、彼女がいかにワインを愛しているかが伝わってきたので、思い切って今回の旅の目的、そしてどうか力になってくれないかと話を切り出しました。

 

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「私は素晴らしいワインを探しに、日本からスロヴェニアに来ました。ワインを輸入している会社を経営しています。貴方のワインに対する想いに感動しました。貴方が選ぶワインなら間違いないと感じました。もし可能なら、優良なワインメーカーを紹介して頂けないでしょうか」

彼女は二つ返事でOKと。「早速、オーナーに相談するわね。折しも今夜、貴方が参加する予定のVINO LJUBLJANA(試飲会)に彼が出展しているから、声をかけてみてね」

偶然ではありますが、人は繋がっているという事に大変嬉しく感じました。

 

 

VINO LJUBLJANAは今年で第52回を迎えるスロヴェニアのワイン試飲会です。スロヴェニア全土からと東欧からの生産差が参加する試飲イベントです。フランスに1年住んでいた私は、南仏で開催される有名なVINI SUDなどの国際的な試飲会を数多くこなしていたからか、今回のVINO LJUBLJANAは比較的コンパクトなものに感じました。その話をしたら、ここは小国だよ!とローカルに言われた次第です。確かにスロヴェニアは四国ほどの小国で、205万人のポピュレーションでは、この規模で妙に納得です。会場入り口では、屋台もありました。平日に2日間で15時から22時までの開催なので、私が訪れた18時には、マダムやムッシュが既にほろ酔い状態の試飲会場でした。ワイン業界に従事するプロフェッショナルだけでなく、一般のワイン愛好家の入場も可能なので実に賑わいを見せていました。

 

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大きなフライパンで調理していたので、材料を伺ったところ、にんにく、玉ねぎ、じゃがいも、豚の背脂を使用しているそうです。スロヴェニアでも古くから知られている炒めもの PRAZEN KROMPIR プラジェン クロンピルと言う郷土料理です(写真上) 香りと味から間違いなく、ドイツのジャーマンポテトのようなものだと思いました。

 

 

沢山の老若男女がブースでワインを試飲しておられました。写真下のワインはスロヴェニアのKOBAL。どの白ワインを試しても美味しいのなんの!しかし、残念ながらオーナーに問題があるなどという事を話しておられました。

 

 

自然派ワインも試飲しました。

 

Korenika&Moskonのマルバジア2015には見慣れたマークが付いています。デメテールは以前、ブログでもご紹介しましたように、ビオディナミ農法の認証機関でしたね。マルバジアはイタリアで名を馳せているぶどう品種です。木なりの果実の香りと、豊富なミネラル、アフターの苦みが特徴的でした。

 

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こちらのぶどうは完熟したラスキリースリングです。ドイツ系リースリングとは異なるイタリアンリースリングという品種でイタリアやオーストリアでも栽培されています。ディスプレイですが、一粒お味見させて頂きました。

 

 

東欧のセルビアのワインはこちらです。シャルドネとミュスカ。アルコール感が印象的でした。

 

 

コソボのワインもありました。味わいはノーコメントです。冒頭のワインショップのオーナー、デビッドともお会いする事が出来てまずまずの試飲会でした。彼はとても忙しそうでしたので翌日お会いする事を告げて後にしました。

 

その後、万国共通の酔っ払いムッシュ(おやじ)を適当にあしらい、ローカルギャルと女子トークで大いに盛り上がりましたが、寝不足の為、22時前には活動停止を余儀なくされホテルの戻りました。さて、この旅の続きはまた次回です。

 

 

 

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