実山椒入りなめ茸
暑くもない寒くもない、そんな心地好い日々が続いていますね。永遠にこの時期が続いたらいいのに・・・なんて思ったのですが、そうすると夏は来ない。ぶどうの収穫がなければ、ワインも存在しない事となります。春は年に1度だから尊いのであります。移りゆく季節や旬の食材の楽しみだって忘れてはなりません。やはり、「永遠に続けよ春」は、「季節限定を楽しもう」に訂正したいと思います。
さて、今日は久しぶりにワインに合うレシピ集のご紹介です。えのき(榎)の旬は春でもなく、漢字から推測して夏と思いきやそうでもなく、きのこの季節、つまり秋になります。天然物は10~11月に収穫されるのですが、人工栽培が一般的なので実質、年中食卓に並びます。ちなみに需要が高いのは、11~3月だそうです。そう、お鍋の時期だからです。榎が安売りしていたのでなめ茸を作りました。簡単に作れて、保存料無添加、日持ちもするので常備菜にぴったりですよ。
《材料》
えのき 1株
実山椒 適量
出汁 100㏄
しょう油 大さじ3
みりん 大さじ2
《作り方》
①石づきを取ったエノキは、3等分して割いておく。
②材料を全て鍋に入れて水分がなくなるまで煮る。
実山椒がなければ、粉山椒でも可能です。たまに見せる実山椒の辛味が後に引きます。そのままでも美味しいですが、きゅうり、クリームチーズ、のりと和えても良いですね。合わせるワインは、ピノノワールなどの薄うまの赤ワインはいかがでしょうか。お勧めしたいのはスロヴェニアのピノノワールとバルベーラです。きのこ、しょう油、出汁の旨味トリオが自然派の赤ワインとぴったりです。是非お試し下さい。
タイプ:ライトボディ
産地:スロヴェニア
価格:5,000円(母の日フェア中4,500円)
タイプ:ライトボディ
産地:スロヴェニア
価格:5,500円(母の日フェア中4,950円)