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キャップシール

      2016/12/05

キャップシール。すなわちワインの瓶口、コルクを包み隠すようシュリンクされているのがキャップシールです。役目としては、外部の衝撃から守る、通気性を持つコルクを外気との遮断を助ける働きがあります。衛生面等も言われています。いくつか種類があり、価格帯やブランドによって素材の違うものを使っています。歴史ではこの様に変化していきました。

 

鉛→錫(すず)→樹脂フィルム

 

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こちらは錫です。手に取った時の重さが特徴的です。現在でも高級ワインには使われています。キャップシール上面の2つの穴は、一体何の為の穴でしょうか。(下段写真) 答えは、熱を加えてシュリンクする際の空気の逃げ道です。

 

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ちなみに、噴いたワインかどうかをボトルの外観から見極める方法は、ワインをオープンする時にシールキャップを全部剥がすと一目瞭然です。噴いたワインであればその痕跡が瓶口にウェットかドライの状態で残っているからです。

 

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こちらのマークがついているワインは、フランス市場に流通したものです。つまり、ワイナリーがフランスに酒税を納税したという事になります。真上から眺めるワインボトルも面白いですね。今日はシールキャップについてでした。

 

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