ミラノ風カツレツ
2016/11/27
ロンバルディアの郷土料理、コトレッタ アッラ ミラネーゼ。仔牛のカツレツ、ミラノ風の事です。元々は、細切れビーフを集め、パン粉を繋ぎにして1枚肉に仕立てた、庶民の生活の知恵から生まれた料理です。バターを利かせますが、今回はヘルシー志向でささみとオリーブオイルで作ります。繋ぎの卵液や揚げ油も不要なので、後片付けが簡単ですよ。
〈材料〉
ささみ 2枚
パン粉 大さじ4
塩胡椒 適量
粉チーズ 小さじ2
オリーブオイル 大さじ1
パセリ 適量
〈作り方〉
①ささみを観音開きにし更に5㎜の厚さになるよう叩く。
②両面に塩胡椒を振り、パン粉を押し付ける。
③粉チーズ、オリーブオイル片面だけにかける。
④オーブンで焼く。
塩胡椒を強めにしたらソースはなくても頂けます。お好みでレモンを絞ってもいいですね。郷土料理はその土地のワインを合わせると良いですね。通常ミラノ風カツレツは、ロンバルディア南西部にある、オルトレポ パヴェーゼ地方の赤ワインが王道ですが、今回はビーフ、バター、フォンドボー(ソース)が不使用なので、同地方のスプマンテがお勧めです。サックとしたカツレツにすっきりスパークリングワイン、いいじゃありませんか。