毎日ワイン365

Smile with wine 365 days. ~貴方の笑顔が見たい

ワイングラスのお手入れ方法

   

 

皆様、こんにちは。今日はワインを楽しむ時に欠かせないツール、ワイングラスのお手入れ方法についてご紹介したいと思います。上等なグラスであればあるほど、薄くて繊細です。壊れやすいという難点を抱えていますが、同じワインでも使用するグラスによって、味わいが全く異なるという事を皆様はご存知かもしれません。是非、良いグラスを使いたいですね。先ずはグラスの各部分の名称を覚えましょう。

 

リム・・・・上部の唇が触れる部分。ワインの味を決定します。
ボール・・・・ワインを入れる部分。大きさ、カーブの形、注ぐ量により香りが左右されます。
ステム・・・・手でグラスを持つ部分。長くて華奢なステムは取扱注意ですが、長いほど手の温度がワインに影響を与えません。
・プレート/フット・・・・底のグラスを支える部分。

 

続いて、傷付きやすく、匂い移りのしやすいクリスタルグラスの取扱説明書です。

 

・食洗器は破損の恐れがあるので、原則手洗いです。

 

・グラス専用におろしている柔らかいスポンジか、指で洗います。

 

・食器用洗剤はよく泡立て、すすぎはぬるま湯を使用して洗剤が残らないよう念入りにすすぎます。アルカリ性の洗剤が残ると曇りの原因となります。

 

・拭き上げる布はグラス専用のものか、柔らかくクタクタになった麻を使います。布を洗濯する際、無香の入った洗剤や柔軟剤(表面に油脂が付着するのを防ぐ)を避けます。

 

・布を2枚を使用して、手がグラスに直接触れないようにして拭きます。プレートとボールを持って捻る(ひねる)ようにして拭くと、ステムが折れやすくなるので注意が必要です。無理な圧力が加わり、グラスの寿命も縮みます。片手でボールをしっかりとホールドして拭きましょう。

 

・自然乾燥はウォータースポットの原因になるのでNGです。一度乾いたら、その後ずっと水滴の跡が残ります。水に含まれているカルシウム、マグネシウム、シリカ、鉄分などのミネラルが水滴として付着し、乾燥したらその跡が残ります。同じところに蓄積していくので、最初は薄くても段々と目立つようになります。洗浄後は自然乾燥を避け、速やかに水滴を残さないよう拭く事が重要です。

 

・更にピカピカに仕上げる場合は、湯気にあてた後に、磨き上げます。

 

・強い匂いがある場所での保管は、匂い移りの恐れがあるので避けます。木製の食器棚で保管している場合は、多少、木の香りが付く為、使用前に棚から出しておくと良いでしょう。リムに負担がかかるので、逆さではなくプレートを下にして収納します。

 

 

大切なグラスは長持ちさせたいですね。美味しいワインと楽しい仲間、素敵なワインライフをお過ごし下さい。

 

 

365wine SHOP

 - ワインの豆知識