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グリーンワイン

      2017/03/19

 

先日、「グリーンワイン」という言葉を耳にしました。緑色をしているワインなのか、そもそも香り自体が青々しいのか、あるいは原料がぶどうでなく(日本には苺ワインや白桃ワインなどのネーミングの製品がありますが、ワインの原料は100%ぶどうです。それ以外で造られたものはワインには該当せず、単なる果実酒に分類されます)はたまた別のものなのか。妄想がどんどん膨らみました。というわけで、はい、調べてみました。

 

グリーンワインはポルトガル語ではヴィーニョ ヴェルデ(Vinho Verde=緑のワイン)と呼ばれています。ポルトガルの北部、大西洋に面するヴィーニョ ヴェルデ地方で造られています。夏は涼しく、冬は温暖な海洋性気候であるコスタ ヴェルデ(Costa Verde=緑の海岸)は緑が豊かな土地です。この地方で造られたワインの事をグリーンワインと呼びます。それらは一体、どんなタイプのワインでしょうか。

 

ポルトガルのワインはフルボディの赤ワインや甘口のポートワインをイメージしてしまいますが、著者はグリーンに連想されてフレッシュな辛口の白ワインを思い浮かべました。グリーンワインは一般的に微発泡タイプの白ワインが多く、実際のヴィーニョ ヴェルデ地方での生産量も60%以上が白ワインです。アルヴァリーニョを用いたフルボディの白ワインも造られます。残りを占めるのが赤ワインと少数派のロゼワインです。

 

 

グリーンワインはぶどうが完熟する1週間ぐらい前に収穫されるそうです。地球温暖化の影響を受けて、最近では冷涼なブルゴーニュ地方でさえも完熟過多にならないように収穫時期を早める傾向があります。温暖な産地ならなおさらです。その為、アルコール度数も8~11%と低めで、酸が強く、若々しくフレッシュでフルーティに仕上がります。グリーンな印象の早飲みタイプと言ったところです。軽い飲み口なので季節は夏がお勧めです。キンキンに冷やしてブランチやランチ、あるいはピクニックにぴったりですね。是非新鮮な魚料理と合わせてみて下さい。

 

 

余談ですが、ポルトガルのワインとは関係がなく、昨今は自然環境に配慮したワインに対しても「グリーンワイン」の文言が使われます。栽培や醸造過程、パッケージやボトルなどから環境保護や二酸化炭素の削減に取り組むワインをエコ(エコロジー)のイメージから、グリーンワインとも呼ばれています。

 

 

グリーンワインと言えば、スロヴェニアワインでも緑と呼ばれている白ワインがあります。ハーブや柑橘類の香り、白ワインでは珍しいホワイトペッパーの香りがします。ひらくと華やかなアカシアの香りが広がります。フレッシュな酸と豊かなミネラル感が綺麗なタイプです。

《ゼレン2015》
品種:ゼレン
産地:スロヴェニア
タイプ:辛口白ワイン
価格:3,300円

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