毎日ワイン365

Smile with wine 365 days. ~貴方の笑顔が見たい

1本のボトルでも上下では異なる

      2017/04/09

皆様、こんにちは。365wineは6月に控えている新商品の入荷以降、スロヴェニアワイン専門の輸入業者となります。現在、クロアチアとスペインワインの在庫一掃SALEを実施しています。そして起業当初は12種類あった、自社のスペインワインは、とうとう1種類のみとなってしまいました。嬉しいような寂しいような複雑な気持ちです。バレンシア産の「エクリプス2008」は高品質で本当に素晴らしいワインです。まさしく今が飲み頃です。今回はSALEという事で、通常4,500円を2,900円までお値下げしています。ワイン会、春の行楽行事にいかがでしょうか。また、簡易ラッピングや熨斗は、無料で承っていますのでプレゼントにもぴったりです。次回の入荷はございません。数が限られていますのでお早めにどうぞ!

ご購入はこちらから

 

 

さて、タイトルにもあります様に、今日は同一ワインの上下の違いについてお話しましょう。何の変哲もない1本のワインがあったとします。垂直抜栓をしてそのままグラスに注いだとしたら、最初の1杯と最後の1杯とで、香りや味わいなども含めた品質が大きく異なります。一体どういった事でしょうか。

 

例を挙げてご説明しましょう。1本のボトルワインを温度、グラス、抜栓後の経過時間などの条件を変えずに、7杯順番に注いだとします。最初のグラスと最後のグラスをブラインドテイスティングで出されたら、殆どの方が最後のグラスの方を好みます。ただし、個体差、個人差があるので、ワインにより、人により、何を食べているかにより、どちらを心地好いと選ぶかは、必ずしもこの限りではありません。

 

同じように見える1本のボトルでも、最初の1~2杯には悪いものが沢山集まります。小さくて軽い分子は上に集まり、大きくて重い分子は下に溜まります。具体的に言えば、香りなどの成分は軽く、瓶口に溜まります。有機酸とエタノールがエステル化されたものなどです。揮発性のあるもの、例えば、酸化臭、還元臭、ブショネTCA臭、ブレット臭などの欠陥の香りも上澄みに多く集まります。特にワイン初心者ほど、これらの香りを嫌う傾向があります。その逆に、ワインの味を構成する物質は下に集まります。タンニンやポリフェノールは酸化と重合化(1つの分子が2つ以上の分子と結び付き、大きな分子になる事=重量がある)される事により、瓶底に沈みます。

 

ワイン生産者でさえもそうです。展示会などでは、来場者のグラスに当主やその奥様がワインを注いでくれますが、抜栓直後は上部のワインを2~3㎝程度、廃棄する方も多く見られます。それだけ瓶口には、悪いものが集まっているという証拠です。上下ボトル差の問題を解決するにはどうしたら良いのでしょうか。いくつか挙げてみました。

 

1.ボトルの上澄みを捨てる。

2.ワインの席では皆様に上澄みグラスを渡し、自分は最後に注がれたグラスを選ぶ。

3.ワインの上下を均一化する。

 

 

1番は勿体ないですよね、現実的ではありません。2番は謙虚な振りをしてずる賢い手法です。最後であれば、あるほど美味しいという事を知っている方もいるのでやり過ぎは禁物です、バレますのでご注意を!ここでは、3番に注目してみましょう。上下の品質を均一にしてしまう作戦です。若くて滓のないワインであれば、赤ワインでも白ワインでも、抜栓後にもう一度栓をして、上下に3回ほど揺らします。ドレッシングボトルを上下に振るような手荒な事ではなく、天地を上下させます。砂時計を静かに何度かひっくり返すようなイメージです。簡単ですよね。

 

 

 

 

一方、滓がある場合はデキャンタ―を使います。全部まとめてデキャンティングをすれば一発で均一化ができます。半分だけ最初にデキャンティングをして、残りの半分と分けてデキャンティングする事も可能です。スパークリングワインも均一化ができます。メゾンのプレステージのシャンパーニュは還元臭が強くて上澄みは本当に美味しくありません。我慢して飲み続けるのも苦痛なので、思い切ってデキャンティングをしてみては如何でしょうか。多少、泡は抜けてしまいますが、均一化はできます。公平にワインを楽しみたい方は是非お試し下さい。

 

 

 

365wine SHOP

 - ワインの豆知識 , , , ,