すぐきのクリームチーズ
2016/11/24
すぐき漬を使ったワインに合うおつまみのご紹介です。すぐきは江戸時代から造られている伝統的なお漬物で、しば漬と千枚漬に並び、京都の三大漬物と称されています。カブの一種でカロチン、ビタミンC 等の栄養価も高く、塩だけで作られたお漬物なのでラブレ菌をはじめとする乳酸菌の宝庫です。発酵食品同士であるワインと合わせない手はありません。
《材料》
すぐき漬け
クリームチーズ 全て好きなだけ
ごま油
《作り方》
①クリームチーズを適当な大きさに切り、すぐきとごま油で和えて完成。
もはやレシピと言えないほど、簡単ですね。すぐきとクリームチーズは乳酸発酵された丸い酸味なので、ワインもキリリとシャープな酸ではなく、柔らかくまろやかな酸がポイントです。ワインも同じ系統のものを選びましょう。マロラクティック発酵(乳酸菌がワイン中のりんご酸を乳酸に変化する)が施されたワインがお勧めです。例えば、ブルゴーニュ産の地方名クラスのピノノワールはいかがでしょうか。複雑ではなく、割とシンプルなものです。白ワインなら同地方の樽感を抑えたシャルドネがぴったりです。おつまみはワインとご一緒に、丸みのある酸味をお楽しみ下さい。