毎日ワイン365

Smile with wine 365 days. ~貴方の笑顔が見たい

明るい所と暗い所でワインの味は異なりますか

      2016/12/03

暗い所

 

暗い所、つまり視覚が奪われた状態ですね。食の味わいは視覚、嗅覚、味覚で感じます。その中でも視覚と嗅覚はとりわけ重要です。食べ物の色彩や形、ワインなら色や香りで北か南か産地を特定し、液体表面のディスク、レッグスでアルコール度数やグリセリンを予想します。輝きや清澄度から健全なワインであるかも判断できます。視覚がシャットアウトすると得られる情報は非常に限られてきます。ブラインドテイスティングでは視覚と嗅覚を駆使して消去法により産地と品種、ヴィンテージを絞っていきます。この2つで飲まずとも大まかな事は掴めるのです。最後に味覚で確認するといった具合です。

 

視覚からの情報が乏しければ、非常に不安定な状態で美味しさも半減すると言われています。よって、質問の答えはYES 異なります。日本語には「愛でる」という言葉があります。「かわいがる、愛する」の他に「美しさを味わいほめる」という意味があります。見て楽しむことは重要なんですね。

 

 

365wine SHOP

 - ワインの豆知識 , , ,