テンプラニーリョ(tempranillo)
2016/12/02
名だたるワイン産地のうち、旧世界で有名なのがスペインです。スペインでは600種類もの土着品種が栽培されています。国土の大半を占めるのが20種類のアイレンやグルナッシュノワールなどの主力品種です。スペインの黒ぶどうと言えば、テンプラニーリョですね。「テンプラ」と略されて呼ぶ方もいます。実際に栽培面精機も黒ぶどうの中ではスペインでナンバーワンです。スペイン全土で栽培さてているのでシノニム(地域ごとの別名)も様々です。ちなみにポルトガルでも栽培されていて、北部ではティンタロリス、南部ではアラゴネスと親しまれています。
カタルーニャ | ウル デ リエブレ、オホ デ リエブレ |
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ラマンチャ | センシベル |
マドリード | ティント デ マドリード |
カスティーリャ・レオン | ティント フィノ、ティント デル パイス |
サモーラ | ティンタ デ トロ |
タンニンはやや強めで酸味はワインによりけりです。クラシックなタイプはアメリカンオーク由来のバニラ香が特徴ですが、最近ではバラエティに富んだものが造られています。フレンチオークの割合が増えてきている為、ひと昔のようなリオハらしさは減り、色濃く、しかりとした樽のニュアンスが表現されるタイプが増えてきています。品質が良いものは長期熟成が可能です。
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