5W1Hのブラインド テイスティング
2017/01/18
5W1H
いつ when
どこで where
だれが who
なにを what
なぜ why
どのように how
よく言われる情報伝達のポイントですよね。ワインをブラインドでテイスティングする際もこの6つの要素をベースに整理するとわかりやすいです。
いつ when ヴィンテージ
どこで where 産地(冷涼 or 温暖、旧世界 or 新世界)
だれが who 生産者
なにを what ぶどう品種
なぜ why 色、香、味わいの所以
どのように how 栽培、醸造方法
産地(冷涼 or 温暖、旧世界 or 新世界)を考える
品種を考える
ヴィンテージを考える
順番は上記の通りです。全てに共通するのがwhyの部分で、目の前にあるワインの要素が何に由来するのかを考えます。ぶどう本来の香りか、あるいは醸造から来るものなのか、はたまた熟成から来るものなのか。ぶどうのポテンシャルや完熟度、バランス、酸の質から生産者の醸造技術、方向性を探ります。
ブラインドテイスティングは品種(セパージュ)を当てるゲームではありません。ワインの本質へのアプローチです。偉そうなことを連ねましたが、大野もまだまだです。テイスティング能力を上げる為に、日夜勉強(試飲)中です。テイスティングの時は、5W1Hを意識してみて下さいね。