浸漬の別名と効果
2016/12/02
ワインの醸造工程のひとつである、ぶどう果汁を一定期間低温で浸しておく、発酵前浸漬について以前お話しました。同意の単語がいくつかあるので一旦整理してみようと思います。
前回の記事はこちらから→ 発酵前浸漬と発酵後浸漬
コールド ソーク
コールド マセレーション
低温マセラシオン
低温浸漬
低温醸し
低温で醸す事によってもたらされる効果は、
・色素とタンニンが抽出されて色濃く渋味が加わる
・果皮や茎の風味成分が多く抽出される
・第2アロマが充実する
・酵母のニュアンスが加味される
この技術は、ピノノワールに施される事が多く、ブルゴーニュ地方で偶然の産物として取り入れられ、以降、世界中に広がりました。