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NVとは何ですか

      2016/12/02

nv

 

シャンパーニュを代表とするスパークリングワイン、お好きな方も多いのではないかと思います。基本的にスパークリングワインはボトルのエチケットに収穫年度の表記がありません。つまり、ビンテージではないという事です。ノー(仏語ではノン)ヴィンテージ No(Non) Vintage 略してNV、ノンヴィンと言います。収穫年度の代わりにNVの表記が見られます。何故なのかと言いますと、それは複数の収穫年のワインをブレンドして造っているからです。例えば、2016年を60%、2015を35%、2013年を5%ブレンドといった具合です。一体どうしてこのような方法を取るのでしょうか。

その答えは、いつ飲んでも変わらない安定した味わいを守る為です。ぶどうは農作物なのでその年によって良作、不作があります。とりわけ、ぶどう栽培の北限に位置するシャンパーニュ地方は、寒くてぶどうが熟しにくかったりとその年によって大きな差ができてしまいます。これでは、「このメゾンはこの味!」と言ったブランドイメージも守れません。様々な年代のワインをリザーブし、それらをメゾンの味にブレンド(アッサンブラージュ)して、味わいを均一にします。

一方、ぶどうのできが素晴らしい年のワインは、ブレンドせずに単独ヴィンテージで造ります。ヴィンテージシャンパーニュと言います。ノンヴィンテージよりも価格は高いですが、その年の個性が楽しめます。

 

NV・・・・いつどこで飲んでも同じ味。値段が安い。希少性が低い。

Vintage・・・・その年オンリーの味。値段が高い。希少性が高い。

 

まとめるとこの様になりました。NVだといつの時代のぶどうでいつ製造されたかわからないので、注意が必要です。ワインショップに並んでいるワインは最近入荷されたものなのか、あるいは何年もどこかでストックされていたものなのか全く消費者は知る術がありません。メーカーはできるだけ早く飲むように推奨しています。スパークリングワインの場合、赤ワインや白ワインと異なり、熟成はしないという意見があります。特にメーカーサイドでは多く聞かれます。時の経過とともに現れる、風味の変化は「熟成」と捉えるか、あるいは「劣化」と捉えるかはわかれるところです。

 

 

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