ファーストレディ トランプ夫人の故郷
2017/01/25
皆様こんにちは。今朝のトップニュースでもありましたように、アメリカ第45代大統領にドナルド トランプ氏が就任しました。ドナルドではなく注目したいのはお隣の女性であるトランプ夫人です。就任式には、米国ブランドのラルフ ローレンの淡いブルーのワンピースを着こなしました。それはまるでジョン F ケネディ元大統領のファーストレディで、米国史上最も気品あるジャクリーン ケネディのようだと絶賛されました。メラニア トランプがスロヴェニア出身という事をご存じの方も多いのではないかと思います。大統領は置いといて今日は夫人のメラニアの故郷についてです。
180㎝の高身長であるモデル出身のメラニア。1990年代に渡米し、2005年にドナルドと結婚しました。アメリカの永住権も獲得しています。彼女は米国史上2人目の外国生まれのファーストレディーです。彼女の出生地は、スロヴェニアのノヴォ メスト(Novo Mesto 新しい街の意)という田舎町です。首都リュブリャナから東へ車で1時間弱のところにあります。クロアチアまで高速道路の70号線が通っているので、大野も何度か街の近くを通ったことがあります。スロヴェニアの3つのワイン産地であるポサウィエ地方にも位置しています。クルカ川(Krka)流域では極上の甘口ワインと酸が豊かで軽めの赤ワインが造られていますが、その他、目立った産業がない為、地元住民はファーストレディにかこつけて、メラニア スリッパ、メラニア パンケーキ、メラニア スイーツを続々と発売しました。フィーバーが追い風となり、売行きは好調だったのですが、商用目的で無断で名前を使用していることにクレームが入り、メラニア パンケーキはファーストレディ パンケーキと名称を変え、ドナルド ハンバーガーは大統領バーガーに変更したようです。とは言え、自分達の故郷から著名人が排出されると嬉しい気持ちになります。時の人となったメラニア好景気はまだまだ続くようです。
次回の買付けではノヴォ メストに立ち寄って、美味しいワインを探す旅も良いなと感じました。
