茄子の赤ワイン味噌炒め
皆様こんにちは。大野は暑さが苦手なので、なるべく外に出なくても済むように暮らしています。倉庫にピッキングに行くのも、早朝か日が暮れた夜に調整します。さて、今日は旬の茄子を使った一品です。熱々のご飯の上に乗せても、素麺や冷やし中華の具材としても活用できます。温かくても冷めても美味しい。そのままお酒のアテとしても、もちろんOKです。
〈材料〉
茄子 4本
青ねぎ 20cm
にんにく 1片
生姜 1片
砂糖 大さじ1
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1
赤ワイン 大さじ3
サラダ油 大さじ2
ごま 大さじ1
〈作り方〉
①茄子は乱切りにし、水にさらして灰汁を抜く。
②にんにくと生姜はみじん切り、青ねぎは小口切りにする。
③油でにんにくと生姜を炒め、香りが立ってきたら茄子加える。
④ごま以外の調味料を合わせて回し掛け、蓋をして蒸し煮にする。
⑤水分が飛んだら、火を止めて青ネギとごまを振りかける。
仕上げにごま油を垂らしたら中華風に、ピリ辛風味がお好みなら豆板醤、複雑なお味にしたいのなら山椒、その他ひき肉やピーマンを加えても良いですね。合わせるワインはお料理に加えた赤ワインをどうぞ。ソースや隠し味にワインが入ると、頂くワインも同一にすれば、合わせやすくなります。かといってあまり高価なワインをお料理に使うのは気が引けますので、リーズナブルなライト~ミディアムボディぐらいまでのワインが良いかと思います。味噌はワインと同様に発酵食品なので、組み合わせ次第では良いパフォーマンスを見せてくれるでしょう。果実味の甘味と味噌の甘味が調和し、比較的シンプルなガメイなどがぴったりです。
また、オレンジワインでも良いですね。自社の取引先であるKABAJのジャン曰く、「アメリカでミソスープ(味噌汁)とオレンジワインを試したらグッドコンビネーションだったよ」と。本当ですか。そもそも汁物はワインと合わせないでしょうに。味噌を使ったおかずやおつまみならわかります。アメリカでというのも気になります。外国で出てくる日本食は、もどきが非常に横行していますからね。彼が勧めるようにオレンジワインと合わせるなら、KABAJのシビピノ2013がお勧めです。味噌の旨味とワインの旨味がナチュラルに調和します。毎日続いても飽きないそんなお料理とワインです。どうぞお試し下さい。
濃いサーモンピンクカラー、繊細な小花、カリンの香りが漂います。滑らかな酸、フルーティーで厚みがあります。心地好い苦みと旨味をアフターに残します。オレンジワインと合わせるなら、お料理に使用するワインもオレンジで統一して下さいね。
《シビピノ2012》
品種:ピノグリ
産地:スロヴェニア
タイプ:辛口白(オレンジワイン)
価格:3,600円